空間、知識、秘密

f:id:moyashitan:20180128084953j:plain以下、世界という言葉がたくさん出てきますが、ここでいう世界とはなにも地球上に限った意味ではありません。小説に出てくるファンタジックな世界、ゲームの中の世界も含みます。そういった全ての可能性という意味での世界です。また、これから紹介することは特別な意味はありません。ただ、このような考え方をすることで少しでもクリアに物事をとらえることができるようになるかと思います。これだけは強調しておきたい点であり、目的です。ではいきましょう。

この世界(宇宙)は三つの概念で説明することができます。それは「空間」、「知識」、「秘密」です。

なぜこの三つを選んだのでしょうか。ここではそれだけを説明しましょう。

この世界は二つの世界に大別することができます。私たち人類が知ることのできること、つまり知覚することができる世界と知覚することができない世界です。

まずは知覚することができる世界について、私たちが日常生活を送る中で体験することはすべて知覚することができる世界の中にあります。だからこの世界は私たちに最もなじんでいると言えるでしょう。この知覚することができる世界を与えるのが「空間」です。「空間」は物質を与えます。その点において「空間」は宇宙の姿を最も精密に映すといえます。では、知覚することができない世界とは一体何でしょうか。このことを説明することは非常に難しいです。むしろ説明することができません。つまり「知覚することができない世界」というしかないのです。これが「秘密」です。「秘密」はあらゆる可能性を排除します。これは次のような式で書き表せます。

世界-(空間∪知識)=秘密

「秘密」はどんなに頭のいいひとでも絶対に知ることはできません。しかし私たちは「秘密」が存在することはわかります。それを知って理解することはできませんが存在することはわかるのです。「秘密」が存在することを証明する手がかりが「空間」にあるはずです。つまり、人間が知覚している限り「秘密」を知ることはできないのです。そのような仕組みなのです。

先ほど、「「空間」は宇宙の姿を最も精密に映すといえます」と書きましたが、これだけでは世界(宇宙)にあるのは物質だけです。この物質だけの世界に秩序を与えるのが「知識」です。物理現象や人間の心などすべての物質以外の現象は「知識」が源泉となっています。

「知識」とは道具です。木を切るのに斧を使うように私たちはこの世界を理解するのに「知識」を使うのです。「知識」によってこの宇宙に「論理」が与えられます。いわば私たちはこの「論理」を使って「秘密」に挑んでいるのです。その際に痕跡として新たな破片が生成され、その破片は物質となり、つまり「空間」となり、私たちに認識されるのです。この中には先ほど言った物理法則や人間の心も含まれます。

こうしてこの世界を構成する三つの概念を紹介しました。